AI・IT活用

社内の報告、スマホで送るだけ。スプレッドシートに自動で集まる、会社専用ツールを作りました

スマホの報告フォームに日付・タスク・担当者を入力して送信するようす

CONCLUSION

社内の報告を、スマホのアイコンをタップして開き、入力して、送信するだけで済ませる。 送った内容はそのままスプレッドシートに集まり、全員がすぐ見られる——そんなツールを、会社ごとに専用で作っています。

  • 紙に書いて持ち帰る、あとでExcelに打ち直す、がまるごと要らなくなります
  • 共有事項がその場で全員に見えるので、報連相が楽になり、報告の漏れがなくなりました
  • 大事なのは機能の多さではなく、その会社の報告項目そのままで作ること

報告が面倒なのは、報告そのものより「手間」のせい

日報、作業報告、数量の連絡。どの会社にも「毎日、決まったことを誰かに伝える」仕事があります。 これが面倒に感じられるのは、報告する中身が重いからではありません。報告するまでの手間が多すぎるからです。

  • 紙に書いて、事務所に戻ってから提出する
  • 受け取った側が、あとからExcelに打ち直す
  • チャットで送ったはいいが、集計しようとすると結局ひとつずつ拾う

どれも「報告を伝える」以外の作業です。しかもこの手間が、じわじわ効いてきます。 面倒だと報告が遅れ、抜け、まとめる人の負担だけが増えていく。

報告の仕組みで大事なのは、 機能の多さではなく「入力が面倒じゃないこと」。どんなに立派な仕組みでも、入力が面倒なら使われなくなる。

作ったもの:スマホで送ると、スプレッドシートに集まる

そこで最近、ある会社向けにこんなツールを作りました。使う人の操作は、これだけです。

ステップやること
1スマホのアイコンをタップして開く
2報告する項目を入力する
3送信する

送信すると、その内容はスプレッドシートに自動で反映されます。 事務所の人が打ち直す必要はなく、関係者はその場で最新の状況を見られます。 「報告する」と「共有される」が、同じひとつの動作になったわけです。

報連相が楽になり、報告の漏れがなくなった

使い始めてから、いちばん効いたのは「共有事項が、その場で全員に見える」ようになったことでした。

  • 報連相が楽になった — わざわざ伝え直さなくても、送った時点で共有されている
  • 報告の漏れがなくなった — 送るハードルが低いので、後回しにならない

「言った・聞いていない」が起きるのは、たいてい伝える手間が多いときです。 報告する動作そのものが共有になっていれば、漏れようがありません。

結果として、この会社にはとても喜んでいただけました。

ポイントは「その会社専用に作る」こと

同じような業務アプリは、世の中にたくさんあります。それで足りるなら、既製品を使うのがいちばんです。 それでも専用で作る価値があるのは、既製品がこういう理由で使われなくなることがあるからです。

既製のアプリ会社専用に作る場合
報告項目が自社の呼び方と違ういつも使っている言葉のまま
使わない機能が多く、画面が複雑必要な項目だけ。迷わない
人数分の月額がかかる自社の仕組みとして持てる
やりたいことに機能が足りない/余る業務に合わせて形を決められる

「業務をアプリに合わせる」のではなく、「業務に合わせてツールを作る」。 これができると、入力のハードルがぐっと下がり、結果として使われ続けます。

なぜ、集める先がスプレッドシートなのか

報告の集まる先を、あえて特別なシステムにしていないのには理由があります。

1. すでに、みんな見慣れている

表計算の画面なら、たいていの人が抵抗なく開けます。新しいツールの使い方を覚える研修が要りません。

2. そのまま集計もグラフ化もできる

集まったデータは、いつもどおり関数で集計したり、グラフにしたりできます。データが"自分たちの手元"にあります。

3. 特別なシステムに閉じ込めない

あとから別の使い方をしたくなっても、中身はただの表です。データを取り出せなくなる心配がありません。

こんな業務に応用できます

「決まった項目を、繰り返し報告する」業務であれば、たいてい同じ形にできます。たとえば——

  • 日報・作業報告
  • 在庫や数量の連絡
  • 現場の状況報告、写真つきの連絡
  • 点検・チェック記録

逆に言えば、いま紙やチャットで回していて、あとから誰かが打ち直している業務があれば、それはたいてい仕組みにできます。

まとめ

報告のツールで大事なのは、機能の数ではありません。入力する人にとって面倒じゃないこと、それだけです。 アイコンをタップして、入力して、送る。それだけで共有まで終わるから、報連相が楽になり、漏れもなくなりました。 そしてその会社専用に作るからこそ、項目がぴったり合い、使われ続けます。

SUMMARY

社内の報告は、中身より「報告するまでの手間」が負担になっている。スマホのアイコンをタップして開き、入力・送信すると、そのままスプレッドシートに集まって共有されるツールを、会社ごとに専用で制作。共有事項がその場で全員に見えるため、報連相が楽になり、報告の漏れもなくなった。既製アプリと違い、報告項目が自社の言葉のままで、使わない機能もない。日報・在庫連絡・点検記録など、決まった項目を繰り返し報告する業務に応用できる。

よくある質問

既製のアプリではだめなのですか?

使えるなら既製品で十分です。ただ、項目が自社に合わない、使わない機能が多い、人数分の月額がかかる、といった理由で定着しないことがあります。専用に作ると、必要な項目だけになります。

パソコンが得意な社員がいなくても使えますか?

使えます。スマホのアイコンをタップして開き、項目を入力して送信するだけです。入力する側に新しい操作を覚えてもらう必要がないことを、いちばん重視して作っています。

どんな業務でも作れますか?

決まった項目を繰り返し報告する業務であれば、たいてい形にできます。まずは今どうやって報告しているかを教えていただければ、仕組みにできるかをお答えします。

小さな会社でも頼めますか?

はい。むしろ人数が少ないほど、報告や集計にかかる手間が一人に集中しがちなので、効果が出やすいと感じています。

CONTACT

「この報告、仕組みにできる?」
まずは今のやり方を教えてください

いま紙やチャットでやり取りしている報告を、そのままLINEで教えていただければ、ツールにできるかをお答えします。御社の業務に合わせて、専用のかたちで作ります。

LINE相談